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あの頃は 良かった。 昭和のダンス・シーン [ダンス]

近頃のダンス事情は、一時期のものと比べると

だいぶ変わった気がする。

昭和のダンスは、大雑把に云うと

社交ダンス(ボールルームダンス)が、

基本に有った。



現在のダンスと云えば、ヒップホップやブレークダンスなど

シングルダンスで、グループと云っても、同じルーティンを

個人が踊り、絡み合うアクションは無い分

自由に踊れる。


音楽もロックやラップ等複雑化(カウントがとりにくい)して

ボールルームダンス音楽から、程遠くなってしまった。
 

ボールルームダンス、モダンのタンゴでいえば

「ラ・クンパラシータ」は、カウントが、とても解り易い。



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ロックの場合は、ほとんどの場合、ジルバで対応出来る。

ジルバ ( 語源はジタバクの様だ ) は

サンバもクイックステップも、乗れて、いける

便利なものだ。 


これがジャイブと成ると、年齢制限が有る。

ガンバって1曲踊ると、息は上がり

「ヘロヘロ」状態に陥る。

最悪は途中でジルバに、ためらいなく

即、変更します(女性に、おうかがいして)。

それでも、ジャイブは音に合わせて

身体が跳ねる感じを強く意識出来て

楽しさが倍増するので、好きなのです・・・。

ただ、ジャイブからジルバにチェンジすると

緩(ゆる)い感じなので

引き続き、4拍子(1234、1234)で踊ると

6拍子(123456、123456)で踊るより

スピード感が有って楽しい。


更に、ジャイブやジルバの曲を、4拍子ジルバで

踊る人がいないので

何か 別のダンスを踊っている様で楽しい。


そう思って居るのは本人だけでしょうか。

ただ、女性は大変です。

ターンするのが、速く成っているのですから。

今までで、踊れない女性は 0 (ゼロ)でした。



もう半世紀も前になってしまったが 

「ドドンパ」と云う 新しいリズムが流行り

「 東京ドドンパ娘 」 と云う曲が

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「渡辺マリ」さんによって唄われて大ヒットしたし

スマイリー小原さんが、指揮しながら踊るのが

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楽しくカッコ良く人気でした。


最近では 「 きよしの ドドンパ 」 の

タイトルで 「氷川 きよし」 さんが 唄われていました。

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踊りとしては、基本マンボで、1ステップを余分に

踏めば良かったので、すぐに対応出来た。


それ以前は、ペレスプラードの「闘牛士のマンボ」や

「セレソ‐ローサ」「パパ‐ラブズ‐マンボ」など

マンボが大流行したり

マヒナスターズが、皮切りでしたでしょうか

ルンバのリズムで踊れる曲が流行りました。


ただ、今、「闘牛士のマンボ」を確認したら

「エエーッ、マンボってタイトルが付いてるけれど

   マンボではなくルンバだろう

 それもボックスルンバだよね」と、つっこみました。


人気者の「裕ちゃん」(石原裕次郎氏)が唄った

「南国の夜」は、ルンバ(ボックス・ルンバ)を

覚え初めの私には「のり」が良く

気持ち良く身体が動いた。



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今の人達は、ルンバと云えば、キューバン‐ルンバの事で 

カウントも怪しい人達でも、ルンバの曲が掛かると

オープン‐ポジションを採る。

クロージング‐ポジションで立つと 

「えっ、何この人」って顔をして、ジロッと顔を見る。


「キューバン‐ルンバにも

   クロージングポジションは有るんですよ」 と


心の中で呟きカウントを採る。

男性がリードの原則なので図々しくリードする。途中で、ファンポジション

( 男性左手で女性右手で平らに広がる

 この状態が扇子を広げた状態に似ているから

 ファン ( 扇子 ) で、つないだ手が

       要 ( かなめ ) でしょうか。 ) に

変わると、安心したような表情に成るので、面白い。


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 社交ダンスが、テレビ「ウリナリ」で、ブームに成り

ポピュラーに成って、文化までに昇格した様でしたが、

踊る場所が少なくなってしまった。


最近は、公民館等を利用しての

ワンコイン・ダンスパーティーが

開催されているが、ルンバ、チャチャ、ワルツ

         タンゴがメインに成っている。

パソ・ドブレやウインナ・ワルツは、滅多に有りません。


ある程度の年齢に成ると、ワルツ、タンゴもハードに成り

ホールドがグダグダに成ってしまうし

腹の脂肪が邪魔に成り、コンタクトなんて問題外なのです。


ホールドも無く、激しいアクションも無く、

単純なダンスは何?

それが、オールド‐ファッションスタイルの

「ラテン・ダンス」


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つまり、それが、戦後の昭和ダンスなのです。



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