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たのしみバス 旅 行 会 [旅行]

だいぶ昔の事ですが、敬老会のバス旅行の、お世話をした事が有る。

その時、性格が人それぞれである、当たり前の事を、改めて感じた。

朝早く支度を整え、朝食もそこそこに、バスが来るであろう場所に

いち早くたたずんで居る。


「 お早う御座います。バスが来るまで、まだ1時間近く有りますので

ホテルのソファーで、楽にしてお待ち下さい。

バスが来ましたら、お声掛け致しますので、ご安心下さい 」 と

声を掛けても 「 天気も良いし、外の方が気持ち良いから 」 と

動こうとしない。


理由を尋ねると、 「 私は脚が悪い ( 腰が悪い ) から、他の人より

歩くのが遅いので、待たせて迷惑を掛けたくないから 」 と

答えてくれた。

その時は、そんなものかと納得したが、中には、「○○さんは

どうしたんだろう 」 と、探すと 「 あら、ごめんなさい、まだ大丈夫だと

思っていたわ 」 と、ホテルの売店で、土産の品定めをしている。

そして、会計をすませてから 「 ちょっと待ってて、トイレに行って

来るから、これ持ってて 」 と、慌てる様子もなく平然と歩いて行く。


団体客の場合で、特に気を付ける事は、転倒等の事故であり

エレベーターが当たり前の時代からは考えられない事ですが

旅館と云うのが一般的宿泊施設だった頃。


階段から転倒する事も多く、気の休まる暇も無いが、原因の一つに

スリッパが有った。

特に、小柄な女性の場合は足のサイズも小さく、更に、ソックスや

ストッキングなどを着用していると、ちょっとした事で脱げてしまい

階段で事故になってしまう。


近頃は、ホテルが一般的になり、スリッパは部屋の中で履き替えて

館内は土足のままが普通になった。

リゾートホテルの場合は、スリッパで館内の至る処まで行けるが

階段は使わずエレベーターでの移動なので、以前の様な階段からの

転倒事故は少なく成った様です。


年配者に成ると身体的に、若い頃に比べて、動作が緩慢(かんまん)に

成るため、自分の為に遅れてはいけないと、早目に準備しなければ

成らないと、真剣に考えて居る様だ。


また、旅行に出発する前、同行しない家族から 「 皆の迷惑に成らない

様に、気を付けてね 」 と、念を押されて居るので、もう頭の中は

強迫観念が、植え付けられてしまい、旅行中常に付いて回る。

何の為に旅行に出掛けて来たのか、判らない状況に成って居る様だ。

本人に 「 強迫観念 」 を植え付けるのでは無く、本人には 「 ゆっくり

楽しん来てね 」 と話し、添乗員さんやバスガイドさんに、注意点を

伝えてもらった方が、本人も楽しめるし、添乗員やバスガイドさんも

ピンポイントで気を付けて見られるので、安心出来る状態なのです。


参加された人達が、にこやかで楽しんで居る姿を見て居られる方が

結果的に、良い結果をもたらせる状況であると思うのです。



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